【知ってた?】「カレー」を漢字で書くと「咖喱」!スマホでの出し方&ちょっと深い歴史


私たちが大好きな国民食「カレー」。普段はひらがなやカタカナで書きますが、実は漢字表記があるのをご存知ですか?そう、「咖喱」と書くんです!

この記事では、「カレー」の漢字表記「咖喱(かりー、カレー)」の読み方や、その由来、そして「不器用だからスマホで漢字が出せない…」と諦めていた方のために、簡単なスマホ変換方法まで、とことんご紹介します。これであなたも「カレー」漢字マスター!


「カレー」を漢字で書くと「咖喱」!読み方と意味

「カレー」の漢字表記は、主に「咖喱」または「咖哩」と書きます。

読み方は、もちろん「カレー」。「かりー」と読むこともあります。

どちらも「カリー」と読むので、意味は全く同じです。

この「咖喱」は、中国語から伝わった**当て字(音訳)**です。日本語の「カレー」という音に、漢字の音を当てはめたものなので、それぞれの漢字自体に「カレー」という意味があるわけではありません。

  • 咖(カ):コーヒーの「珈琲(コーヒー)」にも使われる漢字で、音を表すことが多いです。
  • 喱(リー):これも音を表す漢字で、あまり一般的な漢字ではありませんが、音訳で使われます。

つまり、「咖喱」は見た目では意味が分かりにくいけれど、音で「カレー」と読むための特別な漢字表現なのです。

なぜ「咖喱」という漢字が使われるようになったの?

カレーが日本に伝わったのは明治時代初期。イギリスを経由して日本に入ってきました。当時は「カリー」と呼ばれており、海軍の食卓にも取り入れられるなど、徐々に広まっていきました。

しかし、「咖喱」という漢字表記が日本で広く知られるようになったのは、比較的新しい時代と言われています。特に、ハウス食品が1991年に発売したレトルトカレー「咖喱工房」のネーミングがきっかけとなり、この漢字表記が広く認知されるようになりました。

「咖喱工房」のように商品名に漢字が使われたことで、「カレー」という外来語に歴史や重み、そして「本格的」なイメージが加わり、多くの人に「カレーの漢字は咖喱なんだ!」という認識が広まったのです。

「咖喱」を使った言葉のバリエーション

「咖喱」は、単体で使うだけでなく、他の漢字と組み合わせて使われることもあります。

  • 咖喱飯(カリーハン、カレーライス):カレーライス
  • 咖喱麺麭(カリーメンボウ、カレーパン):カレーパン
  • 咖喱饂飩(カリーうどん、カレーうどん):カレーうどん
  • 印咖喱(インカリー、インドカレー):インドカレー

これらの言葉は、中国語圏や一部の日本語の専門用語で使われることがありますが、日常的には「カレーライス」「カレーパン」などのカタカナ表記が一般的です。

スマホやPCで「咖喱」を簡単に出す方法

「咖喱」の「喱」という漢字は、日常で使う機会が少ないため、通常の日本語入力ではなかなか変換されませんよね。「不器用だから漢字を出すのが苦手…」と感じる方もいるかもしれません。でも、ご安心ください!意外と簡単に変換できる方法があります。

スマホ(iPhone/Android共通)

一番簡単な方法は、ずばり**「カレー」とカタカナで入力して変換候補をチェックする**ことです。

最近の日本語入力システム(IME)は賢いので、候補の中に「咖喱」が出てくることがあります。

もし出ない場合は、以下の方法を試してみてください。

  1. 「か」または「かりー」と入力: 「か」と入力すると、キーボードによっては予測変換の候補に「咖」が出てくることがあります。 「かりー」と入力し、「変換」や「↓」キーなどを押して候補をスクロールしていくと、「咖喱」が表示される場合があります。特にGoogle日本語入力やSimejiなどは候補に出やすい傾向があります。
  2. コピー&ペーストを活用: 最も確実な方法です。 この記事の「咖喱」の文字を長押ししてコピーし、使いたい場所に貼り付ければOKです。
  3. 手書き入力(中国語キーボードを追加): これは少し手間がかかりますが、確実に出す方法です。
    • iPhoneの場合: 「設定」→「一般」→「キーボード」→「新しいキーボードを追加…」から「簡体字中国語 - 手書き」を追加します。 入力時に地球儀マークで中国語キーボードに切り替え、指で「咖」と「喱」を書いて入力します。
    • Androidの場合: 使用している日本語入力アプリ(Google日本語入力など)の設定で、手書き入力モードに切り替えたり、中国語キーボードを追加したりします。

パソコン(Windows/Mac)

パソコンの日本語入力システム(Microsoft IME、Google日本語入力など)でも、以下の方法を試してみてください。

  1. 「かれー」または「かりー」と入力して変換: これもスマホと同様に、入力して変換キーを押すと、候補の中に「咖喱」が出てくることがあります。
  2. 「か」→「咖」、「りー」→「喱」と分けて変換: 「か」と入力して変換し、「咖」を選びます。次に「りー」と入力して変換し、「喱」を選びます。これを組み合わせることで「咖喱」を完成させられます。
  3. IMEパッドの文字コード表や手書き入力を使う: WindowsのIMEパッドなどには、文字コード表や手書き入力の機能があります。これを使って漢字を探したり、手書きで入力したりする方法です。

当て字って面白い!他の食べ物の例

「咖喱」のように、外来語を漢字で音訳した「当て字」は、他にもたくさんあります。食べ物の当て字は、読めるとちょっと賢くなった気分になれますよね。

  • 珈琲(コーヒー):コーヒー
  • 麦酒(ビール):ビール
  • 氷淇淋(アイスクリーム):アイスクリーム
  • 素麺(ソーメン):ソーメン
  • 麺麭(パン):パン
  • 亜米利加(アメリカ):アメリカ

このように、漢字の組み合わせが、元々の音を表現しているのが面白いですね。


まとめ

「カレー」の漢字表記「咖喱」は、一見難しそうに見えますが、その由来や意味を知ると、よりカレーへの愛着がわいてきませんか?

スマホやPCでの入力も、意外と簡単な方法があることがお分かりいただけたかと思います。ぜひ、この機会に「咖喱」と入力して、周りの人に披露してみてくださいね!

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