結婚式に「黒ドレス」はアリ?基本マナーと上品に着こなすおすすめスタイル
結婚式のお呼ばれで、何を着ていこうか悩む方は多いですよね。特に、「黒のドレスは結婚式に着ていっても大丈夫なの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。お葬式を連想させるから避けるべき、という意見もあれば、フォーマルな場ではむしろ定番、という意見も。
結論から言うと、結婚式に黒のドレスを着ていくのは「アリ」です!ただし、いくつか基本のマナーと、お祝いの席にふさわしい上品な着こなし方のコツがあります。今回は、結婚式で黒ドレスを素敵に着こなすためのポイントと、おすすめスタイルを詳しく解説していきます。これであなたも、自信を持って黒ドレスをまとい、お祝いの場に華を添えられますよ!
結婚式に黒ドレスは「アリ」!その理由と注意点
黒はフォーマルな色であり、シックで上品な印象を与えるため、結婚式のようなお祝いの席にも適しています。しかし、一歩間違えると地味になったり、喪服のように見えたりする可能性もあります。
黒ドレスが「アリ」な理由
- フォーマル感: 黒はどんなフォーマルな場にも適した、定番の色です。
- 着回し力: 一着持っていると、結婚式だけでなく、パーティーやちょっとしたお呼ばれなど、様々なシーンで活躍します。
- 引き締め効果: スタイルをすっきりと見せてくれる効果も期待できます。
注意すべき点
- 全身黒は避ける: ドレス、靴、バッグ、アクセサリーまですべて黒にしてしまうと、喪服のような印象を与えかねません。
- 素材選び: 光沢のないコットンやリネン素材はカジュアルすぎるため、適していません。
- デザイン: 過度な露出があるデザインや、カジュアルすぎるデザインは避けましょう。
これが基本!結婚式での服装マナーをおさらい
黒ドレスを選ぶ前に、結婚式の基本的な服装マナーを確認しておきましょう。これは黒ドレス以外の色を選ぶ場合にも共通する大切なポイントです。
1. 露出は控えめに
- 肩出しはNG: ノースリーブやキャミソールドレスの場合は、ボレロやストール、ジャケットなどを羽織り、肩を隠しましょう。
- スカート丈: 膝が隠れるくらいの丈が上品とされています。立ったり座ったりしても膝が見えないミモレ丈やロング丈が安心です。
- 胸元・背中: 胸元が大きく開いているものや、背中が大胆に露出するデザインは避けるべきです。
2. 白い服は避ける
- 白は花嫁の色です。どんなに華やかなデザインでも、ゲストが白のドレスを着るのはマナー違反とされています。
3. 光りすぎる素材やカジュアルすぎる素材は避ける
- 昼間の結婚式では、スパンコールなどの過度に光る素材は避けましょう。夜のパーティーであれば華やかさを演出できます。
- デニムや綿(コットン)、麻(リネン)など、カジュアルすぎる素材はNGです。シルク、サテン、シフォン、レースなど、上品な素材を選びましょう。
4. 生足は避ける
- ストッキングやタイツを着用するのがマナーです。素足は避けましょう。
上品に着こなす!黒ドレスのおすすめスタイルと選び方
黒ドレスをお祝いの席にふさわしく、華やかに着こなすための具体的なアイデアをご紹介します。
1. 「素材」で差をつける
地味に見せないためには、素材選びが重要です。
- レース素材: 全身がレースのドレスや、袖やデコルテにレースがあしらわれたデザインは、透け感が美しく、軽やかで華やかな印象を与えます。
- シフォン素材: 柔らかく軽やかなシフォン素材は、優雅なドレープを生み出し、女性らしい雰囲気を演出します。
- サテン素材: 上品な光沢があるサテンは、ドレッシーな印象を与え、お祝いの席にぴったりです。
2. 「デザイン」で魅せる
シンプルな黒ドレスでも、デザインで個性を出すことができます。
- セットアップドレス: トップスとスカートが分かれているタイプは、それぞれ単品でも着回しができ、おしゃれな印象を与えます。
- ペプラムデザイン: ウエスト部分にフリルがあるペプラムデザインは、スタイルアップ効果も期待できます。
- フレアスカート: 歩くたびに揺れるフレアスカートは、女性らしく華やかな印象を与えます。
- 袖デザイン: パフスリーブやフリル袖など、袖にデザインがあるものも、一枚で華やかさが出せます。
3. 「小物」で華やかさをプラス
黒ドレスを華やかに見せるには、小物使いが最も重要です。
- バッグ: ゴールド、シルバー、パール、ビジューなどが装飾されたクラッチバッグやミニバッグを選びましょう。黒以外の色を選ぶと、全体のアクセントになります。
- 靴: ベージュ、シルバー、ゴールドなど、明るい色のパンプスを選びましょう。光沢のある素材や、レース、サテンなどの上品な素材がおすすめです。ヒールがあるものがよりフォーマル感を高めます。
- アクセサリー: 大粒のパールネックレスやイヤリング、華やかなビジューのネックレスなどを合わせると、顔周りが明るく、お祝いムードを演出できます。シルバーやゴールドのアクセサリーもよく合います。
- 羽織物: レース素材のボレロや、光沢のあるサテンやシフォンのストールは、肩の露出を抑えるだけでなく、上品な華やかさをプラスしてくれます。淡い色のものや、ラメ入りのものを選ぶと良いでしょう。
まとめ:黒ドレスで品良く、お祝いムードを演出!
結婚式に黒のドレスを着用することは、決してマナー違反ではありません。むしろ、正しく着こなせば、シックで上品な着こなしでお祝いの場にふさわしい装いとなります。
大切なのは、全身を黒でまとめず、レースやシフォンなどの素材感や、光沢のある小物(バッグ、靴、アクセサリー、羽織物)で華やかさと明るさをプラスすることです。これにより、お祝いムードを演出しつつ、自身のスタイルも美しく見せることができます。
ぜひ、これらのポイントを参考に、あなたらしい素敵な黒ドレススタイルで、大切な人の結婚式をお祝いしてくださいね!