「EMSの通関手続中、長すぎない!?」中国からの荷物が届かない…焦るあなたへ!原因と対処法を徹底解説


中国からのEMSで荷物を待っているとき、追跡情報を確認したら「通関手続中」の表示がずっと続いている…。「あれ?これって大丈夫なのかな?」「もしかして、トラブル!?」と、不安になった経験、ありませんか?

特に、数日経っても状況が変わらなかったり、何度も「通関手続中」の表示が出たりすると、「一体どうなってるの!?」と焦ってしまいますよね。

今回は、中国からのEMSが「通関手続中」で止まってしまうよくある原因から、なぜ複数回表示されるのか、そして安心して荷物を受け取るための具体的な対処法まで、詳しく解説していきます!この記事を読めば、あなたのモヤモヤがきっと晴れるはずです。

EMSの「通関手続中」ってどんな状態?

まず、「通関手続中」という表示は、あなたの荷物が税関で検査を受けている状態を指します。海外から送られてきた荷物は、税関でその内容が日本の法律や規制に適合しているか、関税がかかるものかなどを確認されます。

通常、通関手続きはスムーズに進めば数時間〜1日程度で完了し、すぐに次の「国際交換局から発送」などのステータスに変わります。しかし、中国からの荷物の場合、この時間が長引いたり、同じ表示が何度も出たりすることが少なくありません。

なぜ長い?中国EMS「通関手続中」が続く主な原因

中国からのEMSが「通関手続中」で長引くのには、いくつかの理由が考えられます。

1. 繁忙期や祝日と重なっている

これは最もよくある原因です。

  • 中国の祝日: 中国には「春節(旧正月)」や「国慶節(建国記念日)」など、大型連休があります。この期間は、税関の業務もストップしたり、大幅に縮小されたりするため、処理が滞りがちになります。

  • 国際的な繁忙期: 年末年始(12月〜1月)や、大型セール(独身の日など)の後などは、世界的に荷物の量が増加します。荷物の量が人手の処理能力を超えると、どうしても時間がかかってしまいます。

  • 土日祝日: 税関の業務は基本的に平日に行われるため、土日祝日を挟むと、その分、手続き完了までの日数が延びます。

2. 内容品に問題がある、または疑いがある

荷物の内容によって、税関での審査が厳しくなることがあります。

  • 課税対象の物品: 関税がかかる可能性のある物品の場合、その内容や価格が適切かどうかの確認に時間がかかります。

  • 輸入規制品・禁制品: 日本への輸入が禁止されているものや、規制されているもの(例:ワシントン条約に該当する動植物製品、特定の医薬品、偽ブランド品など)が含まれている疑いがある場合、詳細な検査が行われます。

  • 価格が不自然に低い: 申告された価格が、商品の実際の価値よりも極端に低いと判断されると、不正輸入の疑いをかけられ、調査が入る可能性があります。

3. インボイス(内容品明細書)に不備がある

国際郵便物には、荷物の内容を詳細に記載したインボイス(税関告知書)が添付されています。これに不備があると、通関がストップします。

  • 記載漏れ: 品名や数量、価格などの記載が不足している場合。

  • 誤り: 記載内容と実際の荷物の内容が異なっている場合。

  • 不明瞭な記載: 「Gift」「Other」など、具体的な内容が不明確な記載だと、疑われやすくなります。

4. 検査の順番待ち、またはランダムチェック

特に問題がなくても、荷物の量が多い時期は単純に検査の順番待ちで時間がかかることがあります。また、税関は抜き打ちで詳細な検査を行うことがあり、その対象になると時間がかかります。

「通関手続中」が「2回」「4回」と複数回表示されるのはなぜ?

「通関手続中」のステータスが何度も表示されると、「え?また最初からやり直し!?」と不安になりますよね。これは主に以下の理由が考えられます。

  1. 検査体制の変更: 中国の広い国土の中で、複数の税関を通過する場合や、検査を行う部署が異なる場合に、各拠点や部署でステータスが更新されることがあります。

  2. 簡易審査と詳細審査: まずはX線検査などの簡易審査が行われ、その後、さらに詳細な開披検査(実際に荷物を開けて確認する検査)が必要と判断された場合に、再度「通関手続中」の表示が出ることがあります。

  3. 情報更新のタイムラグ: 実際の通関作業は一度で完了していても、システムへの情報反映に時間がかかり、断続的に同じステータスが表示されることがあります。特に中国の郵便システムの場合、情報更新が遅れる傾向があると言われています。

つまり、複数回の表示は必ずしもトラブルとは限りませんが、通常より念入りに確認されている可能性はあります。

中国からのEMS、通関手続中が長引く場合の対処法

では、実際に「通関手続中」が長く続いたら、どうすれば良いのでしょうか?

1. まずは「待つ」!期間の目安を知っておく

一般的なEMSの通関は数時間〜1日ですが、中国からの荷物で少し長引く場合、数日〜1週間程度かかることもあります。特に連休や繁忙期を挟んでいる場合は、さらに長くなることも覚悟しましょう。まずは焦らず、しばらく待ってみるのが賢明です。

2. 追跡サービスでこまめに確認する

日本郵便の追跡サービスだけでなく、中国郵政の公式サイトや、17TRACKなどの国際郵便追跡サイトも活用してみましょう。サイトによって情報更新のタイミングが異なる場合があり、より詳細な情報が得られることもあります。

3. 発送元(送り主)に確認してもらう

もし1週間以上、状況に変化がない場合は、荷物を送ってくれた相手(発送元)に連絡を取り、発送状況やインボイスの内容、税関からの連絡がないかを確認してもらいましょう。特に個人輸入などの場合は、送り主からの情報が最も重要になります。

4. 日本郵便に問い合わせる

発送元からの情報が不足している場合や、さらに時間がかかる場合は、日本郵便の国際郵便窓口に問い合わせてみましょう。追跡番号を伝えれば、状況を確認してくれます。ただし、日本の税関での状況は分かっても、中国側の税関での詳しい状況までは把握できないことが多いです。

5. 税関からの通知に注意する

万が一、内容品に問題があったり、関税や消費税を支払う必要があったりする場合は、税関からハガキや通知が届くことがあります。これを見逃さないように、郵便物をこまめにチェックしましょう。通知が届いたら、記載された指示に従って手続きを進めます。

こんな時は要注意!特に時間がかかるケース

  • 高額な商品: 高額な商品は、関税・消費税の計算や、不正輸入の有無を厳しくチェックされるため、時間がかかります。

  • 大量の商品: 個人使用の範囲を超えると判断される量の場合、商用目的とみなされ、通関手続きが複雑になることがあります。

  • 規制対象の食品・化粧品・医薬品: これらは日本の法律で輸入が厳しく規制されている場合が多く、成分や製造元の詳細な確認が必要になるため、非常に時間がかかったり、最悪の場合返送・廃棄になることもあります。

まとめ:状況を理解し、冷静に対処すれば大丈夫!

中国からのEMSで「通関手続中」が長く続くのは、決して珍しいことではありません。原因の多くは、繁忙期や祝日、または内容品のチェックによるものです。

  • 焦らず、まずは数日〜1週間待ってみる

  • 追跡サイトを複数活用し、情報をこまめに確認する

  • 発送元と連絡を取り、状況を共有する

  • 必要であれば、日本郵便や税関に問い合わせる

これらの対処法を知っていれば、いざという時も冷静に対応できます。あなたの大切な荷物が無事に届くよう、少しだけ気長に、そして適切に対応していきましょう!

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