😱ムカデ、家に出たらどうする？！効果的な駆除＆二度と寄せ付けない徹底対策
夜、寝ている時に「ムカデが出た！」なんて経験、想像するだけでゾッとしますよね。あの独特の見た目と素早い動き、そして何よりも「刺されると痛い！」という恐怖から、多くの人にとってムカデは最も遭遇したくない害虫の一つでしょう。特に小さなお子さんやペットがいるご家庭では、その不安もひとしおのはず。
「うちに出たらどうすればいいの？」「どうやって家に入ってくるの？」「刺されたらどうすればいいの？」
そんなムカデに関する疑問や不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。ムカデは、一度家に入り込むと駆除が難しく、また繁殖力も強いため、見つけたら早めの対策が肝心です。
この記事では、ムカデが家に侵入する原因から、効果的な駆除方法、家の中にムカデを寄せ付けないための予防策、そして万が一刺されてしまった時の応急処置まで、ムカデからあなたの家と家族を守るための情報を徹底解説します。もうムカデに怯える夜は終わりにしましょう！
😱そもそもムカデってどんな生き物？なぜ家に入ってくるの？
ムカデは、ゲジゲジとした見た目とは裏腹に、昆虫ではなく「多足類」に分類される節足動物です。肉食性で、ゴキブリやクモなどの昆虫を捕食します。
ムカデの生態と特徴
攻撃性: 非常に攻撃的で、刺激を与えるとすぐに噛みついてきます。毒を持っており、刺されると激しい痛みや腫れを引き起こします。
夜行性: 基本的に夜行性で、昼間は石の下や植木鉢の下、朽ちた木の中など、湿気が多くて暗い場所に隠れています。
湿気を好む: 高温多湿な場所を好むため、日本の梅雨時期から夏にかけて活動が活発になります。
獲物を求めて: エサとなる昆虫を求めて、民家に侵入してくることがあります。
なぜ家に侵入してくるの？
ムカデが家に侵入する主な理由は、以下の3つです。
エサを求めて: 家の中にゴキブリやクモ、ダンゴムシなどのエサとなる昆虫がいると、それを求めて侵入してきます。
湿気と隠れ場所を求めて: 家の基礎の隙間、床下、お風呂場、洗面所など、湿気が多くて暗い場所を好むため、侵入してくることがあります。
産卵場所を求めて: ムカデは湿った土の中に卵を産むため、庭や家の周りの環境によっては、産卵場所を求めて近づいてくることがあります。
😱家にムカデが出た！効果的な駆除方法
ムカデを発見したら、慌てずに冷静に対処しましょう。素手で触るのは絶対にNGです。
1. 殺虫剤で駆除する
最も手軽で一般的な駆除方法です。
ムカデ専用殺虫剤:
速効性があり、ムカデの動きを止める成分が含まれています。スプレータイプが使いやすいでしょう。距離を取って噴射できるため安全です。
【ポイント】 壁を這っているムカデなど、動いているムカデには、動きを止める成分が配合された速効性の高いスプレーが効果的です。
冷却スプレー（凍結殺虫剤）:
殺虫成分を使いたくない場合に有効です。ムカデを瞬時に凍らせて動きを止め、窒息死させます。火気厳禁の場所での使用や、小さいお子さん、ペットがいるご家庭でも比較的安心して使えます。
注意点:
殺虫剤は換気をしながら使用し、使用後は必ず手を洗いましょう。小さいお子さんやペットがいる場合は、使用後に薬剤が残らないように拭き取るなどの配慮が必要です。
2. 叩き潰す（最終手段）
道具を使う:
スリッパや雑誌など、面積が広く、硬さのあるもので思い切り叩き潰します。ただし、体液が飛び散る可能性があるので注意が必要です。
注意点:
ムカデの体には毒液が含まれている可能性があるため、必ず使い捨ての厚手のビニール手袋などを着用し、終わったらすぐに処分しましょう。処理後は必ず石鹸で手を洗い、消毒してください。
3. 捕獲して処分する
火ばさみやトング:
直接触らずにムカデを捕獲できるので安全です。捕獲したら、熱湯を張ったバケツに入れると効果的に駆除できます。
ガムテープ:
ムカデの体をガムテープでグルグル巻きにして、動きを封じてから処分する方法もあります。
注意点:
素早いムカデを確実に捕獲するには慣れが必要です。失敗すると逃げられてしまう可能性があります。
😱二度と家に寄せ付けない！徹底的な侵入対策と予防
ムカデは一度侵入を許すと厄介です。重要なのは、ムカデが「入ってこられない家」にすること。
1. 侵入経路を徹底的に塞ぐ
ムカデはわずかな隙間からも侵入してきます。
家の基礎や壁の隙間:
目立つ隙間は、コーキング材やパテで塞ぎましょう。換気口には目の細かいネットを取り付けます。
窓やドアの隙間:
サッシの隙間やドアの下の隙間を、隙間テープやパッキンで塞ぎましょう。網戸に穴が開いていないかも確認し、必要であれば補修します。
エアコンのドレンホース:
ドレンホースの先端から侵入することもあるので、防虫キャップを取り付けるのが効果的です。
排水口:
使わない時は蓋を閉める、目の細かいネットを取り付けるなどの対策を。
2. ムカデが嫌がる環境を作る
ムカデは湿気を好み、隠れ場所を探しています。家の周りの環境を整えることが重要です。
庭の手入れ:
雑草の除去: 雑草が生い茂っていると、ムカデの隠れ場所になります。こまめに草むしりをしましょう。
落ち葉や枯れ木の処分: 落ち葉の堆積や朽ちた木材も隠れ場所になるため、定期的に清掃・処分しましょう。
プランターや石の配置見直し: 庭に置かれたプランターや石の下は湿気がこもりやすいので、定期的に移動させて乾燥させるか、地面から少し離して設置しましょう。
家の基礎周りの風通し:
基礎周りに物が置かれていると風通しが悪くなり、湿気がこもりやすくなります。物を片付けて、風が通るようにしましょう。
床下の湿気対策:
床下が乾燥しているか確認し、湿気が多い場合は換気扇を設置したり、防湿シートを敷いたりするなどの対策を検討しましょう。
エサとなる昆虫の駆除:
ムカデの侵入を防ぐには、家の中のエサ（ゴキブリやクモなど）を減らすことも重要です。定期的に害虫駆除を行いましょう。
3. ムカデ対策グッズを活用する
市販の対策グッズを上手に利用しましょう。
忌避剤（きひざい）:
ムカデが嫌がる成分（木酢液、樟脳、ハーブなど）を含む薬剤を、家の周りや侵入経路になりそうな場所に散布します。粉剤や液体スプレータイプがあります。
毒餌剤（どくえざい）:
ムカデが食べると駆除できる毒餌を設置します。ただし、小さいお子さんやペットがいる家庭では誤飲に注意が必要です。
侵入防止剤:
家周りに撒くことで、ムカデの侵入を防ぐ粉剤などがあります。
😱もしムカデに刺されたら？正しい応急処置
万が一ムカデに刺されてしまった場合、適切な応急処置をすることで症状の悪化を防げます。
患部を清潔にする:
流水と石鹸で、刺された部分を優しく洗い流します。毒を洗い流すイメージです。
熱を加えて毒を不活性化:
ムカデの毒はタンパク質で構成されており、熱に弱い性質があります。
40℃～50℃のお湯: 刺された部分を40℃～50℃程度のお湯に10分～20分ほど浸すと、毒の働きを弱める効果が期待できます。（ただし、やけどには十分注意し、熱すぎない温度で。）
注意点: 熱しすぎると火傷の危険があるため、必ず温度計で確認するか、ぬるめのお湯から徐々に温度を上げていきましょう。
患部を冷やす（痛みが引かない場合）:
熱湯処置の後に、まだ痛みや腫れがある場合は、冷たいタオルや保冷剤で患部を冷やすと、痛みを和らげる効果があります。
病院を受診する:
痛みがひどい、腫れが引かない、発熱、じんましん、めまいなどの全身症状が出た場合は、すぐに皮膚科を受診しましょう。特にアレルギー体質の方や、お子さん、高齢者は重症化する可能性もあるため注意が必要です。
病院では、炎症を抑える薬や、かゆみ止めの薬が処方されることがあります。
まとめ：ムカデ対策は「侵入させない」＆「早期駆除」がカギ！
ムカデは見た目も刺された時の痛みも、私たちを不安にさせる害虫です。しかし、その生態を理解し、適切な対策を講じれば、必要以上に恐れることはありません。
最も効果的なのは、「ムカデを家に侵入させない」ための予防策を徹底することです。そして、もし万が一侵入してしまった場合は、焦らずに適切な方法で駆除すること、そして刺されてしまった時の応急処置を覚えておくことが重要です。
この記事でご紹介した対策を実践して、ムカデのいない安心で快適な生活空間を手に入れましょう！