【カビ・ホコリ徹底除去!】自分でできるエアコン掃除|簡単ステップで快適空間をGET!
「エアコンから嫌なニオイがする…」
「電気代、なんだか高くなってる気がする…」
「フィルター掃除はしてるけど、奥の方はどうすればいいの?」
夏の冷房や冬の暖房で大活躍してくれるエアコン。でも、いざ掃除となると、「自分でやるのは難しそう」「どこまで触っていいのか分からない」と、ついつい後回しにしてしまいがちですよね。
実は、エアコン内部はホコリやカビの温床になりやすく、放置するとアレルギーの原因になったり、電気代が高くなったり、最悪の場合は故障につながることも。
でもご安心ください!専門業者に頼まなくても、自分でできるエアコン掃除はたくさんあります。この記事では、今日からすぐに実践できる、安全で効果的なエアコン掃除の方法を、必要な道具から手順、そして注意点まで徹底解説します。クリーンな空気と快適な空間を、自分で手に入れましょう!
なぜエアコン掃除が大切なの?放置するとどうなる?
エアコン掃除は、快適な生活を送る上で非常に重要です。サボってしまうと、以下のような問題が起こる可能性があります。
1. カビや雑菌の温床に
エアコン内部は、冷房運転時に発生する結露によって湿度が高くなり、カビや雑菌が繁殖しやすい環境です。これらのカビや雑菌が、送風によって部屋中にまき散らされ、アレルギーやぜんそく、体調不良の原因となることがあります。
2. 電気代の増加
フィルターや内部にホコリが溜まると、空気の通り道が塞がれ、エアコンは設定温度にするために余分なパワーを使うことになります。これにより、無駄な電気代がかかってしまいます。
3. 嫌なニオイの発生
カビや雑菌が繁殖することで、エアコンから「すっぱいニオイ」「カビ臭いニオイ」といった不快な異臭がするようになります。
4. 冷暖房効率の低下・故障の原因
ホコリや汚れが蓄積すると、冷暖房の効きが悪くなり、設定温度になかなか到達しないなど、効率が低下します。さらに、内部部品に負担がかかり、故障のリスクを高めることにもつながります。
自分でできるエアコン掃除の範囲と必要な道具
自分でできるエアコン掃除は、主に「フィルター」と「吹き出し口」、そして「フィン(熱交換器)」の表面です。これらを定期的に掃除するだけでも、効果は絶大です。
【自分でできる範囲】
フィルター: ホコリをキャッチする部分。最も汚れやすく、掃除頻度が高い場所です。
吹き出し口: 風が出てくる部分。カビやホコリが付着しやすいです。
フィン(熱交換器)の表面: フィルターの奥にある金属の薄い板が並んだ部分。専用の洗浄スプレーで表面のカビやホコリを落とします。
【掃除に必要な道具】
ビニールシート(養生シート): エアコン周辺や床が汚れないように保護します。
ゴミ袋: 汚水を受ける袋として使用します。
雑巾(複数枚): 水拭き用、乾拭き用。
使い古しの歯ブラシ or 小さなブラシ: 細かい部分やフィンの掃除に。
掃除機: フィルターの大きなホコリを吸い取るのに便利です。
中性洗剤(薄めたもの) or エアコン洗浄スプレー: フィンや吹き出し口の汚れ落としに。
※注意: エアコン洗浄スプレーを使用する際は、必ずエアコン専用のものを選び、使用方法をよく読み、換気を十分に行ってください。
ゴム手袋: 手荒れや汚れを防ぎます。
脚立 or 安定した踏み台: 安全に作業するために必要です。
マスク・保護メガネ: ホコリや洗剤から身を守るために着用しましょう。
【簡単ステップ!】自分でできるエアコン掃除の手順
安全第一で、以下の手順でエアコン掃除を進めましょう。
Step 1: 安全確認と準備
必ずコンセントを抜く! 感電や故障を防ぐため、一番大切なことです。
ブレーカーも落とす(推奨): より安全に作業するために、エアコンのブレーカーも落とすことをおすすめします。
周辺を養生する: エアコンの真下や壁、床にビニールシートを敷き、汚水やホコリが飛び散らないように保護します。
マスク・手袋・保護メガネを装着する。
Step 2: フィルターの掃除
エアコンの前面パネルを開け、フィルターを取り外します。
フィルターのホコリを、まずは掃除機で吸い取ります。裏側から吸い取ると、ホコリが舞い上がりにくいです。
シャワーで水洗いする: フィルターのホコリが残っている場合は、浴室などでシャワーを使って洗い流します。汚れがひどい場合は、薄めた中性洗剤を使い、優しくブラシでこすり洗いします。
完全に乾燥させる: 洗ったフィルターは、完全に乾かしてからエアコンに戻します。生乾きだとカビの原因になるので注意しましょう。
Step 3: 吹き出し口の掃除
吹き出し口のルーバー(風向きを変える羽)を手でゆっくり開きます。
濡らして固く絞った雑巾で、ルーバーや吹き出し口の内側を丁寧に拭き取ります。**黒い点々が見えたら、それはカビです。**中性洗剤を薄めた液を含ませた雑巾で拭き取ると効果的です。
細かい部分は、使い古しの歯ブラシや綿棒などで優しくこすり、汚れをかき出しましょう。
Step 4: フィン(熱交換器)の掃除(エアコン洗浄スプレー使用の場合)
フィルターを取り外した奥に見えるのが**フィン(熱交換器)**です。
フィンに直接、エアコン洗浄スプレーを噴射します。
※注意点
必ずエアコン専用のスプレーを使用すること。
電装部品やモーター部分には絶対にかからないように注意すること。故障の原因になります。
スプレーの液だれで床が汚れないよう、養生を徹底すること。
スプレーによっては、液を洗い流す必要がないタイプと、洗い流しが必要なタイプがあるので、必ず説明書を確認してください。
スプレーを噴射したら、指定の時間放置し、スプレーの指示に従って作業を進めます。汚れた水は、ドレンホース(エアコンの排水ホース)から排出されます。
Step 5: 外側パネルや本体の拭き掃除
固く絞った雑巾で、エアコンの外側パネルや本体の表面を拭き上げます。
乾いた雑巾で仕上げ拭きをして、水気を残さないようにしましょう。
Step 6: フィルターを戻し、試運転
全ての部品が完全に乾いたことを確認し、フィルターを元の位置に戻します。
コンセントを差し込み、ブレーカーを戻します。
冷房または送風運転を15分〜30分程度行い、内部を乾燥させ、残った汚れや洗剤を排出させます。この時、換気も十分に行いましょう。
エアコン掃除の頻度とプロに頼むタイミング
【掃除の頻度】
フィルター: 2週間に1回〜月に1回程度。特に使用頻度が高い時期はこまめに。
吹き出し口: 月に1回〜2ヶ月に1回程度。
フィン(洗浄スプレー): 半年に1回〜年に1回程度。
【こんな時はプロに依頼を!】
以下のような場合は、無理せず専門の業者に依頼しましょう。
内部の奥深くの汚れやカビがひどい場合: 自分では届かない部分の汚れは、プロの分解洗浄が必要です。
異音や異臭がひどい、改善しない場合: 内部の故障や、自分で除去できない種類のカビの可能性があります。
ドレンパンやファンなど、自分で分解できない部分の掃除が必要な場合: 専門知識と技術が必要です。
自分で掃除することに不安がある場合: 無理な作業は故障や怪我につながります。
まとめ:自分でできるエアコン掃除で、一年中クリーンな空気と節電を!
エアコン掃除は、面倒に感じるかもしれませんが、定期的に行うことで、カビやホコリによる健康被害を防ぎ、エアコンの効率を保ち、電気代の節約にもつながります。
フィルターや吹き出し口など、自分でできる範囲の掃除をこまめに行うだけでも、効果は絶大です。そして、安全に配慮しながら、正しい手順で実施することが何よりも大切です。
この記事を参考に、あなたも今日からエアコン掃除に挑戦して、快適でクリーンな空気の空間を手に入れましょう!そして、どうしても無理だと感じたら、迷わずプロの手を借りることも大切ですよ。