「あ、やっちゃった…!」楽天カードの引き落としができなかった時の【完全解決ガイド】
毎月27日、楽天カードの引き落とし日。お買い物がお得になる楽天カードは、日々の生活に欠かせない方も多いですよね。でも、もしも口座残高が足りなくて、うっかり引き落としができなかったら…?
「どうしよう、カード使えなくなるの?」「何かペナルティがあるのかな…」
そんな不安な気持ちでいっぱいになる前に、ご安心ください!この記事では、楽天カードの引き落としができなかった時の具体的な対処法から、起こりうるリスク、そして今後同じ状況にならないための賢い対策まで、あなたの疑問をすべて解決します。これを読めば、もう慌てる必要はありません!
まずは基本から!楽天カードの締め日と引き落とし日をおさらい
楽天カードの引き落としについて知る前に、まずは基本の「いつの利用分がいつ引き落とされるのか」を確認しておきましょう。
- 締め日:毎月末日
- 引き落とし日:翌月27日
つまり、毎月1日から月末までのご利用分が翌月の27日に引き落とされる仕組みです。
【例】
5月1日~5月31日までのご利用分 ⇒ 6月27日に引き落とし
【ここがポイント!】引き落とし日が金融機関の休業日だったら?
27日が土日祝日など、金融機関がお休みの日と重なる場合は、翌営業日に引き落としが自動的に繰り越されます。慌てる必要はありませんよ。
【楽天市場ご利用の方は注意!】
楽天市場でのショッピング利用分は、締め日が毎月25日と少し早まります。26日以降の利用分は翌々月の27日に引き落とされるので、特に高額な買い物をした際は注意してくださいね。
「引き落としできなかった!」その時どうなる?
口座残高が足りず、残念ながら引き落としができなかった場合、いくつかのことが起こります。
1. カードが一時的に利用停止に…
引き落とし日(毎月27日)に支払いが確認できないと、残念ながら翌日から楽天カードが一時的に利用停止になることがあります。これは、今後の支払いへのリスクを避けるための措置です。スーパーのレジで「カードが使えません」なんてことになったら、困ってしまいますよね。
2. 遅延損害金が発生!
支払いが遅れた場合、利用金額に対して遅延損害金というものが加算されます。これは、遅れた日数に応じて発生する「延滞利息」のようなものです。楽天カードの場合、ショッピング利用分には年率14.6%の遅延損害金が発生します(キャッシング利用分は年率20.0%)。
「たった1日でも発生するの?」
はい、支払い日の翌日から完済するまで、日割りで計算されます。滞納期間が長くなるほど、支払うべき金額が増えてしまうので注意が必要です。
3. 楽天カードからの連絡(督促)が来る
引き落としができなかった場合、楽天カードから以下のような連絡が入ります。
- 電話連絡: 登録している携帯電話や自宅、勤務先に連絡が入ることがあります。
- 郵送物: 振込用紙(払込依頼書)や督促状が自宅に郵送されてきます。
これらの連絡を無視することは絶対に避けましょう。放置してしまうと、より深刻な事態につながる可能性があります。
楽天カード「再引き落とし」のチャンスあり!
「もうダメだ…」と諦める前に、朗報です!楽天カードでは、引き落としができなかった場合でも、再引き落としが行われる場合があります。
-
対象金融機関と再引き落とし日:
全ての金融機関が対象ではありませんが、楽天銀行を含む多くの金融機関では、引き落とし日の翌営業日から翌月2日までの間に、再度引き落としがかかります。具体的な日付は、楽天カードのウェブサイト(楽天e-NAVIの「お引き落としに関するご案内」など)で確認できます。
例えば、5月27日の引き落としができなかった場合、5月28日、29日、30日、そして6月2日(営業日のみ)といった具合に、何度か再引き落としが行われる可能性があります。
-
手数料が発生することも:
再引き落としが行われた場合、2024年4月のご請求分から**再振替手数料として220円(税込み)**が請求されるようになりました。引き落としが完了したか否かにかかわらず、再振替が実施された口座ごとに請求されます。
【ポイント!】
再引き落としが行われる金融機関であれば、引き落とし日当日中に口座に入金したり、翌営業日までに不足分を入金したりすることで、支払いを完了させることができます。楽天e-NAVIなどで再引き落とし対象日を確認し、その前営業日までに必ず口座に入金しておきましょう。
再引き落としでも間に合わなかったら?具体的な支払い方法
再引き落としでも間に合わなかったり、再引き落としの対象外の金融機関を利用している場合は、以下の方法で速やかに支払いを済ませましょう。
- 楽天e-NAVIからの支払い(インターネットでお支払い):
最も早く手軽に支払える方法です。楽天e-NAVIにログインし、「ご請求金額お支払い」メニューから支払い手続きを進めます。
- コンビニエンスストアでの支払い(バーコード表示): スマートフォンに表示されたバーコードをコンビニのレジで見せるだけで支払いができます。30万円以上の場合は利用できないなど、一部制限があります。
- 銀行振込: 楽天e-NAVIに表示される振込口座に、インターネットバンキングやATMから振り込みます。振込手数料は自己負担です。
- 自動音声専用ダイヤルでの支払い(銀行振込):
楽天カードの自動音声専用ダイヤルに電話し、音声案内に従って振込口座と金額を確認し、銀行振込で支払います。24時間対応しています。
- ナビダイヤル:0120-30-6910 (無料)
- 払込依頼書でコンビニ払い: 引き落としが確認できない場合、後日、楽天カードからコンビニで支払える「払込依頼書」が郵送されてきます。これを使って支払うこともできますが、到着までに時間がかかるため、カード利用停止が長引く可能性があります。
【重要!】支払いが遅れることの深刻な影響
たかが引き落とし遅れ、と侮ってはいけません。滞納が長期化すると、以下のような深刻なペナルティが発生する可能性があります。
- 信用情報機関への登録(いわゆるブラックリスト): 滞納が61日以上、または3ヶ月以上続くと、個人の信用情報に「延滞」情報が登録されます。こうなると、新しいクレジットカードの作成、住宅ローンや自動車ローンなどの各種ローンの審査に通りにくくなる、スマートフォンの分割購入ができないなど、将来にわたって様々な影響が出ます。
- カードの強制解約: 滞納が続くと、楽天カードが強制的に解約されてしまいます。一度強制解約になると、原則として二度と同じ楽天カードを再発行することはできません。
- 一括返済の請求: 利用残高の全額を一括で返済するよう求められることがあります。
- 法的措置(裁判など): 最終的には、支払い督促や訴訟を起こされ、給与や財産の差し押さえといった法的措置に発展する可能性もあります。
もう失敗しない!引き落としできなかったをなくす賢い対策
一度の引き落とし失敗でこんなにも大変な思いをするのは避けたいですよね。今後同じことを繰り返さないために、今日からできる対策をご紹介します。
- 毎月の請求額を早めに確認する習慣をつける: 楽天カードの請求金額は、毎月12日頃には楽天e-NAVIで確定します。この時点で必ずチェックし、引き落とし日までに口座に必要な金額があるか確認しましょう。アプリのプッシュ通知設定も活用するのがおすすめです。
- 引き落とし口座に余裕を持たせる: 給料日などに、あらかじめ引き落とし口座に多めに資金を移しておくなど、常に余裕を持たせておきましょう。急な出費があったとしても、残高不足になるリスクを減らせます。
- 自動通知やカレンダーを活用する: スマートフォンのカレンダーアプリに、楽天カードの引き落とし日を登録し、数日前に通知が来るように設定しておきましょう。リマインダー機能を活用するのも非常に効果的です。
- 楽天銀行を引き落とし口座に設定する検討も: 楽天銀行を引き落とし口座に設定すると、万が一引き落としができなかった場合でも再引き落としのチャンスがあるため、比較的安心感があります。
楽天カードを賢く使って、快適な毎日を!
楽天カードの引き落としができなかった時の対処法を知っていれば、もう慌てることはありません。そして、何よりも大切なのは、日頃から計画的な利用と残高管理を心がけることです。
今回ご紹介した情報を参考に、あなたの楽天カードライフが、よりスムーズで快適なものになることを願っています。